10/05/08 09:02:21 yY11HgRI
今現代の社会では死が生の前提になっている緊張した状態にはない
その中で汚職もあれば今で言えばニート、引きこもりみたいな生の倦怠というか
人間が自分のためだけに生きていると感じる
しかし自分のためだけに生きて自分のためだけに死ぬほど人間はそんなに強くはないと思う
というのは人間は理想なり何かのためということを考えているので
自分のためだけに生きることにはすぐ飽きてしまう
すると死ぬのも何かのためという事が必ず出てくる
それが昔言われた大儀というもの
しかし今は大儀がない
今の民主主義では大儀がいらないので当然だが
それでも心の中に自分を超える価値が認められなければ
生きてることすら無意味だという心理状態がないわけではない
今われわれが求めている幸福は生きる幸福であり、家庭の幸福であり、レジャーの幸福であり
楽しみであるがそれだけに何かもっと名誉のある
何かのためになる死に方をしたいと重いながらも結局
生まれてきた時代が悪くて一生そういうことを思い暮らしながら死ぬことになるだろうと思う