10/02/28 18:29:38 uG9v1mL6
2ちゃんにカキコするということは、
不特定多数の方とコミュニケーションをとることです。
こうした「1対不特定多数でのコミュニケーション」では、
常に、百人百様の受け取り方をされることを前提として
カキコしなければいけないと気付かされるのです。
すなわち、人それぞれ、異なった「認識の地図」というべきものを持っています。
ある一つの考えを外部に向けて発信したとき、
それに対して 100%の人から同意をいただくことは不可能です。
重要なことは、さまざまな意見に接したとき、
どれが正しくて、どれが間違いか、と考えるのではなく、
【「すべての人の世界観は異なっている」という事実をまずは受け入れること 】
ではないでしょうか。
それが、協調や相互理解につながり、より良いコミュニケーションの礎になるのだと思うのです。
人間、自分の価値観や認識こそが絶対と思い込みがちです。
しかし、60数億の人が、みんなそう思って生きているのですから、
お互いの考え方を認め合わなかったら、
永遠に、歩み寄ることも、理解することも、
ましていわんや、友情を築くこともできません。
もし、人と交流する中で、カチンとくることがあったり、
議論が平行線になることがあっても、
「私には青い色に見えているけれど、あなたには赤い色に見えているのですね」
と、謙虚になって、相手の心のうちを理解しようとすることが大切では
ないでしょうか。そうすれば怒りも軽減することでしょう。
また、そういう事実を知っておくことで
コミュニケーションにおける致命的な行き違いが発生する、
という危険をゼロとはいわないまでも
大幅に減少させることができるのではないか、
そんな風に考えているのです。