10/06/25 11:59:06 quokX54m
URLリンク(www.amazon.co.jp)
利己的なサル、他人を思いやるサル―モラルはなぜ生まれたのか
叱る、という行為には、サルでいう示威(しい)行為がかなりの割合で含まれている。
要するに、相手を思いやっているわけではなく、
周囲や、叱る相手に対し、自分の位置の優位性を示し、地位の確認を行っているわけ。
サルがキバむいて「シャー!」とか言ってるのと本質は同じ。
そういうタイプの叱りを無意識にしているやつには、
「ああ、こいつのやってる事の本質は猿山のサルとおんなじだな。早く人間になれればいいね」
とか心のなかでつぶやいておけば良い。
叱る側としては、信頼関係作る時間がない場合、仕方なく叱る、という選択をとる場合もある。
でもそれは、最後の手段で、あまり上策とは言えないけどね。
叱っても人っても自発的に動かないのが大半。
物事を大きくするような叱り方をする人は、組織内での示威行為の割合がほとんどなんだよ。
相手のことはほとんど考えてない。心配なのは自分の立場の保全のみ。
それが脅かされて怒る、あるいは、格下のミスに漬け込んで、とりあえず潰しとく。
叱られてやる気をなくす、というのは、そのとおりで、
示威行為は、相手の猿の気勢をそぐためにするんだからw
叱るやつからしたら、目的がかなってるってこと。
たとえそれが無意識のサルの本能に突き動かされているとしてもね。
所詮はサル同士の権力闘争に過ぎない。