09/11/01 01:49:51 JlpLIT67
私は、小学生低学年から、絵を描く事が大好きだった。
暇さえあれば、スケッチブックに鉛筆で、静物画を描いていた。
ある時母親に「将来は画家になりたい!」と言ったら、猛反対で。
画家など食えない職業、夢みるのは止めろ、
将来は安定した公務員にでもなれ、それが幸せだ、とそれから毎日の様に説教された。
もう、私の将来は決まってる、私は好きな職業にはつけないんだ、と洗脳?に近い感覚になった。
大好きだったデッサンは、描き始めるとその日々の様々な言葉が蘇る様になり、むしろ嫌いになった。
それから数年後、小学生高学年で
美術の授業の課題で提出した絵がたまたま評価され
様々なコンクールで入賞を果たし、色々な場所に飾られ
最後は校内に飾られる様になった事があった。
すると、それまでと手の平返した様に親の態度が変わり、
それが堪らなく嫌で嫌で・・・
周りの反応、期待の言葉や賛辞、全て重荷に感じられ、吐き気がした。
それ以来、絵を描く事・関わる事を一切拒否、止めてしまった。
加えて、いつも自分は何が好きなのか楽しいのか
どうしたいのかという感覚が周りに比べ
著しく欠如した人間に育った。
いつも、流されて生きる様な人生です。
何かに夢中になる事が出来ないです。
本当に、こうなりますよ。