08/12/05 23:34:38 ZufpU1/K
【父】
祖父母の長男として生まれて、小学校~大学を実家で通い、
就職も祖父の縁で地方の信用金庫に就職した。
大学の時に母と知り合い、卒業と同時に結婚。
そのままずっと祖父母のもとで過ごし、嫁・姑問題にはまったく関与せず
何かと「親父とお袋はよくやっている」と妻よりも親を優先させてきた。
釣りが趣味で、季節を問わず出かけ、子どもと触れ合う機会をあまり持たなかった。
お金に厳しくギャンブルはしないが、必要以上に節約を強いてきた。
40代に仕事が忙しく一時過労で倒れ、それ以来は昇進もなく平社員として働いている。
私と兄の学費を大学まで用意してくれたことには非常に感謝しているが、
それ以外に感謝できることも尊敬できることもあまりなかった。
教育的指導も受けず、父の感情に任せた叱りばかりを受けてきた。
最近は母からの長年の思いをぶつけられ戸惑い、
酒とタバコに逃げている。
【母】
母も大学まで実家で過ごし、大学卒業と同時に結婚。嫁として家に入った。
祖父母が定年後に趣味としてはじめた農業(大規模)に巻き込まれ、
常にその手伝いを強いられ、侍従として扱われてきた。
「子育てがしたい」という思いが強く、私と兄が幼少期に姑・舅との不仲、
それを夫が守ってくれないという悲しさがありながらも
「片親になると子どもがかわいそう」という思いからじっと耐えてきた。
最近、更年期を過ぎ、兄が自立、私ももうすぐ自立することの安心感から
姑・舅・夫に対して、長年の鬱憤を晴らすように怒りを撒き散らすことがある。
父に苦しんだ同じ立場として母には同情する気持ちもあるが、
長年の恨みを決して許さずに当たり散らす様子は度が超えているように思う。