こんな英国鉄道は嫌だ!at ICE
こんな英国鉄道は嫌だ! - 暇つぶし2ch118:名無しの車窓から
08/08/31 21:04:25 +vrzKDH/
HST125の前にフライングズッコケマンに使われていた「クラス55」ディーゼル機関車。
1961年に最高速度201キロというバケモノ。
その実態は軍事板の「ブリテンの兵器はキモイ」スレで一時話題に

491 名前: 名無し三等兵 [sage] 投稿日: 2008/07/11(金) 16:08:08 ID:???
>>488
極初期の2ストディーゼルの方式に対向ピストン(シリンダではない)型というのがあったのだよ
一つのシリンダ内で向かい合った二つのピストンが、互いをシリンダヘッドと見なし動く
つまり奥行きを押さえつつ出力を単純二倍に出来る理屈だが、欠点としてクランクシャフトも倍になってしまう
なら、これを三角に組み合わせれば出力倍のままシャフト本数を抑えられるではないか!大英帝国万歳!

開発元のネピア社、まあ聞いただけで顔がにやける会社だが、1942年にイングリッシュエレクトリック社の傘下になっている
上記のように初めは魚雷艇用として開発されたが、親会社が国鉄に提供していたエンジンに比べ軽量高出力だったため
機関車用として採用されたのだが…
492 名前: 名無し三等兵 [sage] 投稿日: 2008/07/11(金) 16:25:33 ID:???
シリンダーライナーの亀裂
オイルパイプの亀裂
特に排気側のピストンの焼き付き
トップリングの折損
燃料噴射弁の作動不良
漏れたオイルによるマフラー火災
これに加え冬季は始動時の油圧上昇によりオイルパイプ破損も加わった
この機関車が使用されたロンドン-エジンバラ間は六千時間の寿命が必要だが、四千時間でオーバーホールを必要とした
しかしその整備も想像に違わず難しく、ネピア社以外の人間には手が付けられずに整備費はますます嵩んだ
貨物などで機関車を2台連結すると、クランクシャフト6本、ピストン72個、ギア120個の出す騒音は想像を絶したという

このエンジンを搭載した全44台の完動のためには13台のスペアエンジンが必要であり、最終改良型で何とか六千時間の
寿命に達したが、平均寿命が三十万マイル、故障しないで走れる距離は十二万マイルであった

二十世紀のエンジン史より抜粋

スレリンク(army板:471-498番)

エンジンの構造
URLリンク(ja.wikipedia.org)


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