07/12/18 21:22:30
後期の8bit機(PC-8801MK2SR FM-77AV X1turbo MZ-2500 S1 MSX2)
このクラスでは、X1turbo・MZ-2500・S1が3強。FM-77AVが僅差で追う。次いでMSX2・PC-8801MK2SRか。
X1turboのグラフィックは8色だが機能面では多色表示のMZ-2500・FM-77AVを上回り、また日本語処理機能はこの中ではトップの評価。
MZ-2500は6MHzのクロック・256色表示・FM音源搭載でX1turboを上回るポテンシャルだが、使い勝手がX1turboに比べて幾分悪い。
S1は1MBのメモリ空間・システムコールの採用など優れたアーキテクチャを誇る。グラフィック機能は平凡だが速度は驚異的な速さ。しかしRAMを拡張しないと全く使い物にならない。
FM-77AVは4096色同時表示・FM音源搭載など表現力に関してはこのクラスでは一番だが、それ以外にはあまりみるべきものがなく、上の3機種には僅かに劣る。
PC-8801MK2SRは512色表示・FM音源搭載で表現力が上がったが、基本的なアーキテクチャはPC-8801初代から大幅な変化はなく、きわめて平凡な作り(しょせんV-RAM48KB)。
MSX2はグラフィック能力(V-RAM128KB)では上記の機種に引けをとらず、それ以外の性能が若干劣っているのを割り引いても、PC-8801MK2SRと同等以上の評価はできる。