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庇護するパトロンが誰もいなくなった時こそゼニの大事さが
骨身に沁みたのかと。
息子の13代では有力者・政治家への接近より神社仏閣への献茶を
通して檀家=一般階級にアピール。見事に盛り返したのは大したものだ。
少数の大金持ちに依存するのではなく多数の庶民に支えてもらう
発想の大転換は13代が若かったから出来たのだろう。
完全フィクションでもドキュメンタリーでもない微妙な線も読者の
覗き趣味を満足させるものがあったのではないかとも思う。
あれが文春に連載されたのはちょうど日本が超円高不況から脱し始めて
イケイケドンドンの上り坂を上ってた頃だったし。