06/04/10 17:41:37
クマが立ち上がって威嚇する時はまだ向こうもこちらを威嚇しながら様子をうかがっている場合。
繁殖期の気が立ったクマなら異変を感じて人間に警戒すれば直ぐにこちらに走って突っ込んで来る。
そうなればもうスラッグ弾か、大口径マグナム弾の強烈なインパクトでないととても止めようがない。
そのクマの存在に気付いた時はキャンベルリバーという川を挟んだ向こう岸でその距離約50mくらいの場所だった。
最初はこちらに向かって少し助走したので慌てて後ろに下がったが、クマがストップしたので、ただの威嚇だと思った。
俺のウェザビーはスコープなし(普通.460クラスはオープンサイトで使用する)なので、本当はもう少し近くのほうが
狙いやすかったが、距離が有るうちに仕留めたほうが安全なのでクマに狙いを付けた瞬間、ヤツもこちらの
殺気に気付いたように、唸り声を上げながら物凄い勢いでこちらに突進して来た。
そのド迫力に思わず後ずさりしたが、ガイドもクマにエイムして慌てるな!と叫んだ。
あっという間に距離は詰まりガイドの合図で発砲した時はその距離約10m、見事に狙い通り正面から鼻に入り脳幹を破壊した。
クマが倒れた場所は俺たちからわずか3mところだった。
倒れた後にもう1発保険の弾を撃ち込んでから、クマの目を銃口で突いて反応が無い事を確認して。
ガイドと俺は握手して歓喜の雄叫びを上げたよ。