10/05/19 22:14:18 2PpQrJnD
>>528の続きです。
27 :水先案名無い人:2008/11/24(月) 13:25:09 ID:lFmMnePh0
すると突然、まばゆいばかりのスポットライトが飛び出したメロスを映し出す。
「KO-RO-SA-RELUのは」「私だ!」ステージにメロスの声が響く。
詰め掛けた群衆はメロスの久々のステージに期待で爆発しそうだ。
今晩も伝説のリリックが聴ける。ビレッジ生まれパストラル育ち。本物のラップが聴けるのだ。
キャップを斜めに被りオーバーサイズの緋のマントをきたセリヌンティウスが十字架をいじりながら目でメロスに合図する。
重たいサウンドがスピーカーから響く。ショウの始まりだ。
「ここでTOUJO! わたしがBOKUDO! 鬼のGYOUSO! メロスSANJYO!
違法なMAISO! メロスTOUSO! 岩から水が湧くGENCHO!
(ドゥ~ン ドゥンドゥンドゥ~ン キュワキャキャキャッキャキュワキャ!)
人間不信! 王は乱心! 呆れた王だ! 生かしておけぬ!
冷たい世間を生き抜き! ショッピングで息抜き!
どこだBO-U-KU-N政治MONDAI! そんな毎日リアルなSONZAI!
SAY HO!(HO!) SAY HO HO HO HO!」
セリヌンティウスのプレイも好調だ。群衆の熱狂はこわいくらいだ。
まだ俺らの時代は始まったばかりだ、そんなメッセージがマシンガンのようにメロスの口から飛び出していく。
本物の友情。それがここにあるのだ。