09/06/02 21:13:56 gS6rs8Jm
>>364の続きです。
838 :2/3:2009/06/02(火) 00:30:31 ID:dDqk1MeV
俺 「いえ、あの、並んでるお客様が…」
オバ 「ダメなの?」
俺 「はぁ・・・1時間も前からお待ち頂いているのでちょっと・・・」
そこまで言うとオバサンちょっと切れたのか、かなり強い口調になってきた。
オバ 「あのねぇ。私はね、お宅の社長さんにこういうのがあるって聞いてわざわざ来てやってんのよ?」
俺 「はぁ・・・」
オバ 「それをなに?並んでる人が居るからダメですって?何度も言うけど、わざわざ来てあげてるのよ?」
オバ 「ちょっとくらい融通利かせてもいいんじゃないの!?」
正直、かなり頭に来たけど、社長のお客…しかも結構親しそうな人で、俺もかなり困り果てた。
後輩に救いを求めようと店内を自動ドア越しに見ると、後輩意味も無く後ろ向いて整理券を何回も数え直してやがる。
えーと…うーっと…と言葉に詰まっていると、一番前に並んでいた親子の6歳になる男の子がそのオバサンに話しかけた。
男の子「ねぇねぇ、あのね、よこはいりはダメなんだよ?」
ニコニコしながらそう話す男の子にオバサン大激怒。
うるさい!大人の話に首つっこまないで!子供は黙ってなさい!って大声で子供を罵倒し始めた。
これには男の子の父親も黙ってない。子供になんてこと言うんだ!とこれまた大声でオバサンに噛み付き始めた。
オバ 「親ならちゃんとしつけしなさい!人の話に横槍入れるクソガキなんて立派な大人になれないわよ!」
父親 「あなたのしてる事が子供から見てもおかしいから子供にさえ注意されたんでしょう!?ちょっと自己中心的過ぎませんかね!」
オバ 「あなたには関係ないでしょう!?他人の関係ない事にいちいち首つっこんで迷惑なお節介やくような親を持ってこの子も可哀想ね!」
さっきの雑談で分かった事なのだが、この父親は奥さんが2年前に乳がんで亡くなって以来男手一つでこの男の子を育ててきた人で、「男手一つでも立派に育て上げて見せますよ」っと嬉しそうに俺に語っていた。
そんな人に向かっての先程の発言に、さすがに俺もプッツンした。