09/01/20 21:44:26 hl+xRAln
>1さんやバニラさんのようなクオリティの高いネタが見つからない
でもがんばって張ってみます
107 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/01/13(火) 01:36:18 ID:wuunwrCy
大河やってるしタイムリーかなと思って書いてみる。
上杉景勝がまだ長尾喜平次顕景と名乗っていた頃、
叔父であり主君である謙信の名代として信州飯山城に出陣していた。
そして冬に入った頃謙信から書状が届いた。
「信越の峠はもう雪深くなる時期ですから、馬廻りの皆を連れて戻っておいで。
お母さんにもよろしくいってね」
と、言う訳で喜平次顕景は謙信に
「こちらも雪が降ってきました、戻ります」(という内容と思われる)と
返事を書いて出した。
すると、凄い勢いで謙信から返信が帰ってきた。
前回の手紙の日付から二日後の日付が書いてあるので
喜平次の返事を見て即返信を書いて早馬を立てたようだ。
その内容が、以下。
「そちらも雪の様子なんですね。お手紙とっても嬉しかったです!
寒いですからちゃんと身仕度をして、馬廻りの皆と一緒に帰ってくるんですよ。
分かりましたね?(前回も同じ内容書いてただろ)
途中でこの飛脚と会うかも知れませんが、そしたらこの飛脚は返してください。
途中まで迎えを出しますからね。
追伸:良い鷹が二羽手に入りました。こっちに着いたら貸してあげますね」
この頃顕景(景勝)推定16歳~18歳。
上杉謙信、みごとに叔父馬鹿だった。