08/12/04 18:42:43 fMvVbzNG
12:名無しさん@HOME[]
2008/05/08(木) 00:35:52 0
5人兄弟の2番目で上とは年子、下に2個離れでゾロゾロいる甘えにくい状況の中、
甘え下手な性格の自分も加わって、あまりストレートに甘えた記憶がない。
覚えてるのは、6才くらいの頃。
何きっかけか忘れたけど、母と二人っきりでガレージのいすに座っていて、
「なぁ、おかあさん。ぎゅーってしてくれへん?」と突然お願いした。
「ええ?wなに言うてんのあんたは?w」と母は笑ったけど、
ぎゅーっと抱きしめてくれた。
ただ抱きしめてもらっただけなのに、涙が出るくらい嬉しかったこと、
なんで泣きそうなんやろ?と不思議だったこと。母の「もうええか?」という優しい声とか覚えてる。
あと、母のものすごい乾燥肌を兄弟で唯一引き継いだ私。
冬になればかかとがわれて、靴の中敷まで血がつくというのが普通だった小学生時代。
小学生なのにかさかさでしわしわの手をしていて、よくからかわれていた。
夜中にもぞもぞした感覚があって薄目を開けると、母が眠った私のかかとに
一生懸命クリームを塗りこんでいてくれた。
そういえば母は私のために高い保湿剤なども買ってくれていた。
自分のものは化粧品一つ買わないのに。
今私も母になって、母の気持ちも少しわかるようになって、
もう20年以上前のことを思い出して胸が熱くなる。