08/06/17 12:24:25 神 P3dS0Sa1 BE:13163074-2BP(6666) 株主優待
冒頭で触れたように、PS3ではもちろん現存するすべてのBDメディアが再生可能となっているうえ、
ネットワークを活用して追加映像や追加字幕のダウンロードをおこなうBD-Live(BD-ROM Profile 2.0
機能の一部)にも対応。映像に関してはフルHDはもちろん、1080P 24Hzなどのハリウッド映画などで
使われる方式にもネイティブとなっている。
さらに素晴らしいのが音声に対する対応力。レガシー規格であるドルビーデジタルやDTSへの対応
はもちろん、HDMI接続に関しては、リニアPCM7.1chやドルビーTrueHD 7.1ch、DTS-HD MA(Master
Audio) 7.1chまで対応。すべてのHDオーディオが再生可能となっている。
DTS-HD MAに対応したのはファームウェアバージョン2.30から。それまではリニアPCMとドルビー
TrueHD 7.1chしか再生できず、DTS-HD MAはコア再生(DVDよりはビットレートが高い分、高音質だ
が)になってしまい、HDオーディオの恩恵を存分に享受することができないでいた。それがこの春にリ
リースされたファームウェアバージョン2.30からはDTS-HD MAに対応。ビットストリーム出力ではなく、
リニアPCM変換の5.1ch出力にはなるが、BDソフトの素晴らしさを存分に楽しめるようになった。
これはPS3の、“AVプレーヤー”として他に類のないメリットを示す好例だ。
一般的なAV機器は、購入した以降に登場した新規格やフォーマットには基本的に対応できない。そ
のため買ったときはよいが数年すると「こちらのフォーマットはOKだけどこれはだめ」という事態が発
生する。現在のように進化が早い時代だと、AV機器はあっという間に「旧モデル」となってしまう可能性
がある。
その点、PS3はファームウェアをアップデートすることで新規格に対応。常に最新機器であり続けてく
れるため、次のフォーマットが出たからといってけっして色あせてしまうことはない。これは一般的なAV
機器ではありえない、PS3ならではの利点。AVプレーヤーとしての実力は、侮りがたいどころか、かな
りの実力派なのだ。
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