08/10/28 21:27:01 6Q01Am86
>>552
とれいんの1984年12月号の"車両の視点"に、2扉時代の710系(716・717)のパンタグラフ回りの写真と、連結面からの屋根
全景が掲載されています。図面や、床下機器の写真なども掲載されているので、特急時代の710系を作られる方は、一度
古本屋などでお探しになれば良いかと存じます。
さて、この号を読み返してみると、710系の通風器配置について、こう記載されています。
711-715・761-765(屋根:木製キャンバス張り):通風器2列
716-766(屋根:木製キャンバス張り):通風器1列:Mcは6個、Tcは7個設置・ランボードは電気配線が乗る1列のみ、Tc車なし。
717-767(屋根:鋼板製):通風器1列:Mcは7個、Tcは10個設置・ランボードはMc・Tcともに2列配置。
同時期に製造された810系では、通風器1列で木製屋根だったのは818-868・819-869の2本で、レイルロードの「阪急810」に
掲載された写真をみると、868の通風器が7個なのが確認できますので、恐らく716-766と同様の通風器配置と考えて良いと
思います。ただ、ランボードはMc・Tcともに2列付いているので、ここが710系と違います。
一方、820以降の各社は鋼板製屋根であり、同じく前述の本から、717-767同様の屋根配置と確認できます。
という事で、550でのコメントは一部間違っておりました。混乱させた事をお詫びいたします。申し訳ありません・・・