10/05/09 23:05:52
>>388
腐敗菌の場合はそれでよいが、毒素を出す食中毒菌の場合はダメ。
少量で影響が出るために食品の味や臭いが変化なくとも中る。
代表的なのが卵につくサルモネラ菌で、汚染された卵は味も臭いも問題ない。
それでも中って場合によっては死ぬ。
ちなみにサルモネラ菌は鳥とかネズミの腸内細菌で、何割かの卵には最初からついている。
ただし少量を食べても中ることはない。
危険域まで増殖する期日で卵の消費期限を決めてあり、期限内なら生卵を食べてもまず問題ない。
それに食中毒菌は熱に弱いし、毒素自体もタンパク質系なので加熱分解されるものが多い。
期限の過ぎた卵でも加熱すればサルモネラ菌が死んで食える。
やばそうだったら加熱してしろと言うのはこのためだな。
ただし腐敗菌が繁殖して成分が変化している様な場合は問題外だが。