09/01/14 22:21:44
>>416
>肉食よりも菜食のための食糧生産の方がはるかにメリットがあるらしい。
その考えは、一部の原理系バカベジが出してる嘘データに感化されてるぞ。
原理系バカベジがいつも言っているのは、穀物牛を育てるには
穀物をそのまま食う時の何倍もの穀物が使われる
という説。
だから穀物を肉に変換しない菜食の方が効率がいいと言うんだな。
ところがだ、穀物を育てるには大量の肥料がいる。
化学肥料にせよ有機肥料にせよ、その生産・貯蔵・流通等には
石油をメインとしたエネルギー資源が使われるんだな。
米や麦の種をぶくぶく太らせるには、植物が光合成から得る栄養だけでは
足りないという事だ。
これに対し、太陽エネルギー、つまり光合成のみで、食材を育てる栄養を
賄える方法がある。
それが遊牧民の食料生産方式だ。
遊牧民が家畜に食わせる草は、光合成のみで育つもので、人為的な肥料など
必要としないものだ。
つまり遊牧民は、太陽エネルギーをまず牧草に変え、その牧草を原料に、
家畜の体を使って蛋白質を生産するシステムを使っているわけだ。
一見、効率がいいと思われるベジタリアン用食材生産システムは
エネルギー消費の面を完全に無視して、有利な点が語られているに過ぎない。
石油消費量を抑えた食物生産には、
光合成→セルロース→反芻動物によるセルロース消化→蛋白質
というシステムが実は有効なんだな。