08/06/03 18:52:49
>>253
感謝については、単純に「いただきます」というだけでは済まされないと感じる。
動物と消費者の距離が近かった時代は「いただきます」に実効性があったんだと思うけど、
マスプロで切り身パックで出てきて、生育過程も屠殺(なぜか変換されない)に関する知識も無いまま、
世界中から集められた肉を食卓に並べる限り、「いただきます」をただ言うだけでは愚昧だと思う。
こう言う前提には「人間は動物の苦痛・恐怖に不快感を感じる」っていうのがあるんだけど、
想像力の話になるとどうしようもないから、結局現場を見て来いってしか無くて、
んで、その上で動物殺さなくても健康に生きていけるっぽいけどどう思う?ってのがこの話題では関の山だろうな。
植物に関しては
①動物⇒生物
②植物⇒生物
③生物⇒生物を消費する必要がある
④動物を消費しない⇒生物のあり方に反する
っていうのが論理だと思うんだけど、④と③が論理的に連結するためには
⑤生物を消費⇔動物と植物を両方消費
っていうのが含意されてないといけなくて、それが人間について必ずしもそうでなければ、論駁できるはず。
だから倫理的に肉食を避けることはなんら問題が無いと思うのだが、
動物消費のクラスに微生物や間接的な動物の関与(害虫とか)が含められると話がややこしくなって、
気がついたら菜食主義は間違った思想だってことになってしまうんだろうけど、このレベルだともう正直どっちが正しいとかは無い。
だったら量的に考えようってなって、結局自分はその線で菜食主義に納得した。
環境問題とかはその線の副産物だけど、「軍隊がなくなったらいいなぁ」と同じレベルでまあ夢のある話だとは思うんだよね。