【埼玉】廃止になった浦商定時制の生徒たちの素顔を撮った記録映画が完成at FEMNEWSPLUS
【埼玉】廃止になった浦商定時制の生徒たちの素顔を撮った記録映画が完成 - 暇つぶし2ch1:依頼216@夏まっさかりφφφ ★
10/04/09 03:49:57

◇廃止の浦商定時制 記録映画が完成

◇夜の教室成長みつめて/24日、浦和で試写会

一昨年3月に廃止された県立浦和商業高校定時制の生徒たちの
素顔を撮ったドキュメンタリー映画「月あかりの下で~ある定時制高校の記憶~」
(製作・グループ現代)が完成した。いじめ、家庭内暴力、経済苦などの問題を
抱える高校生たちが、夜の教室で本音をぶつけ合い、支え合いながら、ひたむきに
生きる姿が克明に記録されている。今月24日、さいたま市浦和区で初めて上映される。

◇クラスの4年克明に

映画を撮影したのはフリーの記録映像作家太田直子さん(45)。浦商定時制が
県立高校統廃合計画の対象校となり、在校生や卒業生、保護者たちが
存続を求めていた2002年春から撮影を開始。ほぼ毎週同校を訪れ、
同年入学の生徒たちが卒業した06年春までの4年間を記録した。

主人公は女子生徒3人。経済苦のため仕事に追われ人間関係にいらだつサチコ、
いじめで負った心の傷が癒えず過呼吸を繰り返すナオミ、父の暴力で児童相談所に
保護され一時休校を余儀なくされたマリ……。3人の心の成長を追いながら物語が進む。

同級生40人のうち37人が、小中学校時に不登校を経験。格好は派手で荒々しい
言葉が飛び交う。職員室に入り浸ったり、教諭に飛びかかったり。文化祭の
太鼓の練習では意思の疎通がうまくいかず、本音でぶつかり合った。

クラスがばらばらになりかけた時、3人の担任の平野和弘教諭(50)は
「嫌いな人、自分と違う人の存在を、否定したり無視したりしないでほしい」と
ホームルームで話しかけた。ぶつかり合っていた生徒たちがお互いの存在の
重みを感じ始め、心が少しずつ、つながり合っていく。

太田さんは、カメラを警戒され撮影がうまくいかないのではと不安だったという。
しかし、撮影開始直後から「他者を受け入れる空気にあふれ、職員室も温かかった」。
一見乱暴な生徒にも、とげとげしさは感じられず、「生徒たちが口々に『この学校は
全然違う』『(自分を)認めてくれる』と言っていたのが印象的だった」と振り返る。

文部科学省によると、統廃合で定時制高校の学校数は近年減ったが、
親の経済状況の悪化や不登校児童の増加などで教育環境が複雑化する中、
生徒数は07年度以降、増加傾向にあるという。

現在は浦商全日制で教える平野教諭は、朝日新聞の取材に「子どもたちの生きられる
居場所をつくることを最優先すべきだ。生徒一人一人に寄り添って対応できる定時制高校は、
まだまだ必要な場所であることを知ってもらいたい」と訴えた。

太田さんの映像は、映像製作会社「グループ現代」(東京都新宿区)の企画によって、
07年夏に民放テレビで4回にわたって放映された。番組には入りきらなかった
日常のやりとりやささやかな心の動きも伝えたいと考えた太田さんらは、
卒業後の昨年2月に撮影した3人らの様子も加え、映画化に踏み切った。
(以下省略)

ソース(朝日新聞)URLリンク(mytown.asahi.com)

▽「月あかりの下で~ある定時制高校の記憶~」
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▽画像
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