10/01/26 15:01:48
温州ミカンの晩生(おくて)を貯蔵庫で熟成させた「蔵出しみかん」の出荷が、
海南市下津町のＪＡながみねしもつ蔵夢(ぞうむ)選果場で始まった。
２５日、全国一斉に初せりも行われた。
蔵出しみかんは、１２月に収穫したミカンを木箱に入れ、室温３～８度、
湿度約８５％に保った貯蔵庫で寝かせる。
１か月が過ぎると、酸味成分のクエン酸の濃度が下がり、まろやかな甘さになる
という。
同選果場では、ＪＡ職員らが色づいたミカンに傷がないか調べ、一つずつ丁寧に
箱詰めしていった。
同市下津町では、生産されるミカン約２万３０００トンのうち約１万トンが蔵出し。
同選果場では昨年より約１割多い３６００トンを出荷する予定で、販売担当の
谷口さんは「夏に雨が少なかったため、昨年よりも糖度が増しておいしく仕上がった。
下津の蔵出しみかんを全国の人たちにも食べてもらいたい」と話していた。
出荷は３月上旬まで続き、東京や大阪、北海道などで、
１０キロ３５００～４０００円で店頭に並ぶという。
ソースは
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蔵出しみかんを箱詰めする職員（海南市下津町のＪＡながみねしもつ蔵夢選果場で）
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