09/10/24 22:54:10
大分県津久見市のJR津久見駅で24日、地元出身のシンガー・ソングライター
伊勢正三さんが作詞作曲した「なごり雪」のメロディーが流れ始めた。
特急列車の発着に合わせて1日25回放送し、県内外の乗客に「津久見」をPRする狙いだ。
なごり雪は、伊勢さんが津久見駅を題材にして作ったとされる。後藤静昭駅長(51)が
日本音楽著作権協会から利用の許可を得ると、伊勢さんは新たに、ピアノとシンセサイザーで
演奏した3分20秒のオリジナル版を録音してくれたという。
この日は同駅でセレモニーもあり、地元市民ら約200人が出席。伊勢さんが駅に贈った詩が
披露された。
「線路の先にはロマンがある。日本中…どこか誰かと、繋(つな)がっている。(中略)
思えばあの日、ここから僕の夢は旅立ったのです。(中略)ホームと言えば、心の奥深く、
いつもこの景色があるのです。」
伊勢さんの同級生の原尻育史郎さん(58)=同市職員=は「なごり雪の歌詞を書いているとき、
津久見駅を思い出していたんだと思うと、ジーンときた」と感慨深げだった。
後藤駅長は「津久見を離れる人には故郷を思ってもらい、遠くの方には聴きにきてもらいたい」と
話していた。伊勢さんの詩は、津久見特産の石灰石に刻んで、ホームに展示する予定という。
URLリンク(www.nishinippon.co.jp)
「なごり雪」が流れる中、JR津久見駅のホームに入ってくる特急列車
=24日午前8時半ごろ、大分県津久見市
ソース:西日本新聞(2009年10月24日)
URLリンク(www.nishinippon.co.jp)