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「タイヤ８２本、チェーン１３回、ペダルも５回交換しました」。
自転車で世界１３０カ国、１５万１１８０キロを走破した兵庫県川西市出身のサイクリスト
、中西大輔さん（３９）が１１年間の単独行を終え、１１日に大阪にゴール。
大阪市内で開かれた日本アドベンチャー・サイクリストクラブのセレモニーで
「地球体験ペダリアン大賞」を受賞した。
１日にフェリーで韓国から福岡に着き、この日早朝、フェリーで愛車と共に大阪に到着。
受賞後「やれやれという気持ちもあるが、チベットなども見てみたかったので旅が終わってしまい寂しい」と話した。
同クラブの池本元光代表は「世界中に友情と平和をアピールしてきた。
ノーベル平和賞に匹敵する賞を贈呈したいと思っていた」と話した。
ペダリアン大賞授与は約１１年ぶりという。
大学卒業後、大手住宅会社に勤務。ためたお金で米アラスカ州から旅を始め、
南米、欧州、アフリカ、アジア、オセアニアなどを回った。最も印象的だったのは
「南米の人々の優しさ」だったという。
自炊道具やテント、寝袋などを満載した自転車は重さ約７０キロ。
「毎日走っていれば体が慣れてきて１００キロぐらい走れるようになります」と、笑顔で話していた。
画像：１１年間の世界自転車周遊を終え、大阪に到着したサイクリストの中西大輔さん
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中日新聞
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