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生きることをあきらめないで 愛することをあきらめないで-。
アコースティックギターの乾いた音色に乗せた歌には、そんなメッセージがあふれている。
広島県出身。会社員などを経て、移り住んださくら市でビンテージギターショップを営むかたわら、
二〇〇六年にプロデビュー。
二年前から仲間と「いじめバイバイライブ」を開き、子どもたちに命の尊さを訴え続けている。
もともと、人のつながりや生きる意味を込めた歌を多く歌ってきた。
いじめ撲滅ライブを思いついたのは、デビュー間もなくのころ。
ライブを聞きに来ていた地元の女子中学生から「私もいじめられてつらい思いをした。
でも沖井さんの歌で勇気が出ました」との手紙をもらったのがきっかけだった。
「音楽の力はきっと子どもの心を開く」と同市教委に持ち掛け、実現にこぎ着けた。
〇七年二月、地元の氏家公民館で開かれた初のバイバイライブ。
「そばにいる人を大切にして」と、集まった二百人超の観客にそう呼びかけた。
バイバイライブはこれまで三回開き、聞きに来たのを機に楽器を始めた子どもは約五十人。
手紙をくれた女子生徒もギターを手に取るようになり、
プロデビュー目指して頑張っているという。
ストリートミュージシャンを養成する講座など、子どもの夢を応援する活動も始めた。
市教委が主催してきたバイバイライブは、地元有志が実行委員会を組織するほどに浸透してきた。
「自分がわくわくすることを見つければ、いじめる暇もいじめられる暇もなくなる。
笑顔がいっぱいの子どもたちを増やしたい」。
エネルギーは、とどまることを知らない。
画像:沖井さん
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東京新聞
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