09/08/16 22:44:07
夏野菜の代表の一つ、ナス。大阪府南西部で採れる「泉州水ナス」は水分をたっぷりと含み、
生のままでも食べられるおいしさにファンが増えている。
栽培が始まったのは江戸時代の初期と言われている。
あくが少なく、独特の甘みがある。そのみずみずしさは、昔は農作業の合間に
水ナスを食べてのどの渇きを癒やしていたほどという。JA大阪泉州(大阪府泉佐野市)は
「泉州の気候、風土に合っていて、他の地域で育ててもこの柔らかさは出ないようです。
食べた人はやみつきになります」と太鼓判を押す。
皮の柔らかさもおいしさの秘訣(ひけつ)だが、栽培には手がかかる。
風に揺れて皮がこすれることがないようこまめに葉を刈り、軸をしっかりと固定する。
水分が足りないと実が硬くなるため、朝昼晩の丁寧な水やりも重要だという。
水ナスのおいしさを一番引き出す食べ方は浅漬け。塩水に昆布、赤唐辛子を加え、
重しをして5~6時間で食べられるようになる。それ以外にも、サラダやてんぷらなどにも合う。
古漬けにした水ナスをえびじゃこと一緒に煮た泉州の郷土料理「じゃこごうこ」もうまい。
出荷先は京阪神が中心だが、近年は高級料亭や温泉旅館などが仕入れるケースも増えているという。
■ソース
URLリンク(mainichi.jp)
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