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美波町西の地、農業新開悦博さん（６０）方で、樹齢約５００年の県天然記念物「ヤマモモ」の大木に、
赤紫色に熟した実がたわわに実り、周辺に甘酸っぱい香りを漂わせている。
高さ約２５メートル、幹の根元部分は直径約４・６メートルあり、県内では最大という。生気あふれる
木の姿形の見事さから、１９８７年に県天然記念物になり、９０年には読売新聞社などの「みどりの地球」
キャンペーン企画で「新・日本名木百選」にも選ばれた。
かつて直径２センチ近くあった実は、古木になるほど小粒になり、現在は直径１センチほど＝写真＝。
木が高いため、登って収穫できなくなった。新開さんは枝の間にネットを広げ、落下する実を受けて収穫、
ヤマモモ酒を造るなどしている。
◆画像
県天然記念物「ヤマモモ」の巨木（美波町西の地志和岐谷で）
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ヤマモモの実
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読売新聞（URLﾘﾝｸ(www.yomiuri.co.jp)）2009年6月23日