【秋田】男の子が飛ばした風船が作った不思議なきずな-500キロ離れた街で花が咲く[09/04/27]at FEMNEWSPLUS
【秋田】男の子が飛ばした風船が作った不思議なきずな-500キロ離れた街で花が咲く[09/04/27] - 暇つぶし2ch1:台風0号φ ★
09/04/28 01:50:14
◆富山の保育所→由利本荘・西目駅

 由利本荘市のJR西目駅前に作られた小さな花壇。植えられた100本のチューリップが
赤、黄、桃色の花を咲かせ始めた。チューリップの球根は昨夏、富山県立山町の保育所から、
JR秋田支社羽後本荘保線技術センター所長の田中満さん(52)のもとに届いた。不思議な縁で
始まった交流は、約500キロを隔てた人々のきずなを深めながら1年余り続いている。

 交流のきっかけは、男の子が飛ばした風船だった。

 立山町立岩峅(いわくら)保育所の園児22人が修了式を迎えた昨年3月25日、修了記念に
一斉に風船を飛ばした。その1人、現在は小学2年生の男の子が飛ばした青い風船二つが
西目駅構内にたどり着いた。

 田中さんは線路を巡回中に割れた風船を発見。風船には「こうつうルールをまもります」と
書かれたカードがついていた。線路や踏切の安全を管理している田中さんは、この偶然に
胸をときめかせた。

 カードにあった保育所の名前を頼りに立山町役場に、「小さな善意が通じ、感激しました」と
メールを送った。

 メールを送ってすぐ、田中さんのもとに、保育士から「田中さんの温かい行為が子供達にも
私達にも一生忘れられない思い出をつくって下さいました」と手紙が届いた。手紙には、男の子が
田中さんを想像して描いた似顔絵が入っていた。航君は絵の下に「おしごとがんばってください」と
メッセージを寄せてくれた。

 田中さんは、航君に手紙で返事を書いた。「500キロとんだふうせん、かみさまがとどけてくれたと
おもっています。しょくばのみんながわたるくんのふうせんをみてげんきづけられました」。子供たちを
喜ばせようと、秋田新幹線「こまち」のイラストが描かれた鉛筆と物差し60セットを同封した。

 そして、昨年8月、今度は保育所の保護者らからチューリップの球根100個が届いた。

 その直後には、夏休みを利用して、男の子が両親と弟、妹と家族5人そろって、田中さんの職場を
訪ねてきてくれた。残念ながら田中さんは仕事の都合で、男の子とは会えなかった。

 男の子の母親は「鉛筆と物差しを大事に使っています。『いつか田中さんに会いたい』と話しています」と語る。

 田中さんがこれまで、男の子や母親、岩峅保育所の保育士、所長と交わした手紙やメールは
計9通。田中さんは、そのすべてをケースに入れて大切に持っている。

 田中さんはチューリップを見ながらこう思う。「人の縁というのは本当に不思議。この交流を
ずっと続けていきたい」。また保育所に手紙を送るつもりだ。鮮やかに咲き誇るチューリップの
写真を添えて。

▽ソース:読売新聞 (2009/04/27)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
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