09/04/13 21:55:50
京都三大祭のトップを切って行われる葵祭のヒロイン、第54代の斎王代に、茶道裏千家の
千宗室家元(52)の長女、万紀子さん(21)=京都市上京区=が選ばれ、13日に同市内で
記者会見が開かれた。
裏千家からは初の斎王代で、5月15日の本番では十二単(ひとえ)姿で輿(こし)に乗り、
行列の主役を務める。
万紀子さんは立命館大文学部4年で、日本と北欧の福祉制度を比較するなど国際的な
勉強に取り組む。3歳から水泳を始め、大学では水泳部に所属。「とても光栄。大役ですが、
伝統を守り伝える責任を感じています」と決意を語る一方、「体力には自信がありますが、
しっかり健康管理をして本番に臨みたい」と話した。
斎王代は、かつて賀茂神社に仕えた未婚の内親王「斎王」の代理。弘仁元(810)年に
嵯峨天皇の皇女が仕えたのが最初といわれ、今年で1200年目にあたる。葵祭行列保存会は
「記念すべき年に、日本の伝統文化を継ぐ裏千家の女性が務めるのはとても喜ばしい」。斎王は
鎌倉時代まで約400年続いたが途絶え、昭和31年に斎王代として復興し、一般の女性から
毎年推薦で選ばれている。
▼産経msnニュース
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
▼第54代葵祭斎王代の千万紀子さん(画像)
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