09/03/24 10:59:35
県立美術館（青森市安田）のシンボルとなっている、美術家・奈良美智さん（弘前市出身）が制作した
「あおもり犬（けん）」の清掃が二十三日、雪がちらつく中で行われた。
あおもり犬は、屋外にある高さ八・五メートルの巨大モニュメント。顔などをつたって落ちる水滴に
ほこりがつき、無数の黒い線がしま模様のようになっていた。五人の作業員が四時間にわたって、洗剤を
含ませたスポンジで顔や体、あごの後ろ側まで丁寧に汚れを落とすと、あおもり犬は、元来のきれいな白を
取り戻し、表情も心なしかさっぱりしたように見える。
あおもり犬は昨年夏から、冬期間を除き、連絡通路を通って自由に鑑賞できるようになった。今年は
四月一日から通路を開放する予定。
美術館の担当者は「休みには子どもや県外の人が多く訪れ、あおもり犬に触ったり記念写真を撮ったり
している。お客さんにまた気持ちよく来てもらえるよう、万全の体制で四月を迎えたい」と話していた。
▼東奥日報
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▼雪の舞う中、1年の汚れを落としてもらう「あおもり犬」（画像）
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