08/11/22 23:52:52
綾川町で排水用の土管に迷い込んだ子犬が21日、約50時間ぶりに高松西署員
に救出された。子犬は生後間もないオスで体長約30センチ。発見した荒木さんが、
出会いにちなんで「ドカン」と名付けて育てるといい、「怖い思いをした分、いっぱい
かわいがってあげたい」と話している。
荒木さんは19日午前8時30分ごろ、綾川町の町道で、友人と自転車で登校中に
鳴き声に気付き、深さ約1メートルの排水口の溝に落ちた子犬を発見、声をかけると
土中の土管(直径約30センチ、長さ約11メートル)の中に逃げ込んだ。同日の下校
の際と20日朝、パンなどで呼び寄せようとしたが、おびえて土管から出ず、
「土管に水があふれればおぼれるかも」とあせったという。
20日午後8時頃、同署に通報。署員2人が竹ざおで、子犬を反対側の排水口に
押し出そうとしたが失敗。21日朝から署員3人が、竹ざおの先に新聞を入れたごみ袋
をくくりつけて子犬を誘導し、約2時間後に救出した。子犬にけがはなく、荒木さんが
与えた餌を食べていたため、元気だった。
荒木さんは「無事かどうかが気になって授業も手に付かなかった」と言い、放課後、
子犬と対面すると抱きしめていた。荒木さんは動物科学科で、牛や豚の飼育などを
学んでおり、「鳴き声が聞こえて良かった。この子との縁を大切にしたい」と話していた。
ソース
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
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