08/10/21 09:48:37
唐津市佐志中通の水中カメラマン、高島篤志さんが、同市沖の玄界灘で熱帯魚「ツノダシ」を見つけ、写真に撮った。
山口県下関市の市立しものせき水族館・海響館は「長崎より北の海域でツノダシが見つかるのは珍しい」と話している。
高島さんによると、9月28日に魚の写真を撮ろうと沿岸でスキューバダイビングをしていて、水深約20メートルのところでツノダシを見つけた。
体長10センチほどで、岩礁を1匹で元気よく泳いでいたという。
海響館によると、ツノダシは太平洋からインド洋にかけてのサンゴ礁や岩礁などに生息し、白、黒、薄い黄色のしま模様と、角のように長く伸びた背びれが特徴。
体長は最大約25センチ。ディズニーのアニメ映画「ファインディング・ニモ」に「ギル」の名で登場した。高島さんが撮影したのは成魚とみられるという。
潜水歴約25年の高島さんが玄界灘でツノダシを見たのは、十数年前に続き2回目。
「ボーッとしていて対馬海流に乗って来たのかな。寒くならないうちに暖かい海に戻ってほしい」と話していた。
(2008年10月17日 読売新聞)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
唐津市沖の玄界灘で撮影されたツノダシ(高島篤志さん提供)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)