【食】新橋・高架下の伊那名物「ローメン」、話題に-名古屋から通う常連もat FEMNEWSPLUS
【食】新橋・高架下の伊那名物「ローメン」、話題に-名古屋から通う常連も - 暇つぶし2ch1:OH!! グレートセントーラルー!!φ ★
08/10/17 11:11:16

新橋ガード下のバー「パウ・ハナ・ドゥー」で出す長野・伊那地方の郷土料理「ローメン」が話題を集めている。

ローメンは中国語の「チャーローメン(炒肉麺)」が語源の、蒸し麺を伊那地方特産のラム肉やキャベツを
炒めた料理。伊那地方では50年前より庶民の味として定着しており、「蒸し=ムシ」から6月4日を
「ローメンの日」とするほど人気が高い。一度蒸した麺を乾燥させた半生麺は薄茶で、スープと炒め蒸し
するため独特の食感となる。

ガード下の同所で20年営業している同店でローメンを出すようになったのは5年ほど前。常連客の一人で
伊那市と東京を行き来する漫画家・橋爪まんぷさんが「故郷の味が東京では食べられない」と言ったことが
きっかけだったという。元々同店は客の食べたい物を出す家庭的な店で、「すべてが裏メニューのようなもの。
お客が『あれが食べたい』と言えば、それに近いものを何でも出す」(同店オーナーの小宮恵美子さん)。

橋爪さんを含め当時2人いた伊那出身の常連客を喜ばせようと、都内出身でローメンを知らなかった
小宮さんは橋爪さんと伊那へ行き、町中のローメンを食べ歩いた。「店ごとに具材も味もスタイルも
さまざまだった」(同)いうローメンに小宮さんなりのアレンジを加え、現在の味となった。麺とソースは
伊那から取り寄せているが、詳細の作り方は「企業秘密」(同)。

「伊那の本物とは違う」と小宮さんは話すが、噂を聞きつけて訪れた伊那出身の人々は皆懐かしんで
喜ぶという。「本物よりおいしい」という意見もあり、中には「名古屋から出張の度に足を運ぶ伊那出身の
客もいる」。都内でローメンを出すところは珍しく、「恐らく新橋ではうちだけ」。

同店のローメンは話題を呼び、テレビや雑誌の取材も増えた。昨年からは正式にメニューへ載せ、表の
看板にも「ローメン」の文字を入れるように。わざわざ遠くからローメンを食べに来る客が増え、小宮さんは
「ありがたい」と言いながらも、「うちは会話やお酒を楽しんだり、音楽を聴いたりしてゆっくりする店。
ローメンばかりが取り上げられて、少し戸惑っている」とも。

かつては漫画家たちのたまり場だったという同店は、「大人がほっと一息つく空間」(同)。今後も客が
望めば新たなご当地メニューが加わる可能性もあるという。「伊那の空気を少しでも感じてもらえたら
うれしい。JR東日本側のガード下は再開発のあおりで昔のにぎわいはなくなり、閑散としてしまった。
いつまでここにいられるかわからないが、少しでも長く伊那のアンテナショップの気持ちで発信して
いきたい」と小宮さんは話す。

営業時間は5時30分~22時30分。土曜・日曜・祝日定休。

URLリンク(shinbashi.keizai.biz)
新橋経済新聞 (URLリンク(shinbashi.keizai.biz))2008年10月16日

醤油味のようでソース味のような、不思議な味のローメン。かなりの大盛りだが野菜も多く、
酸味のある味付けでもたれることなく食べられる。
URLリンク(shinbashi.keizai.biz)


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