09/04/24 10:21:25 ElBD75Pd
私は在日朝鮮人である。
だから法律改正に関して疑義を挟むつもりはない。あくまで一人の在日朝鮮人からの意見と受け止めてほしい。
私は十代後半までは親や民族学校の反日教育を受け続けていたこともあり、我々は被害者である、日本人は敵であり、親しくしてはならないと、叩き込まれて育った。
また、普段の生活では日本語を話し、在日朝鮮人であることを知られないようにと、鈴本という通名で日本人に紛れて暮らすようにと教えこまれた。
そして成人するまでに何度も日本人にたいして一方的な敵愾心で生活していたが、ふと考え方に変化が起きた。大学での下宿で病に倒れたとき、そのまま意識を失ってしまったが、意識を回復したときには管理人や学生に介抱されていたのだ。
最初こそ、この日本人たちは恐らく恩に着せて法外な治療費や迷惑料を取るに違いない、そうでなくても親切心のふりをしているのかと。病に倒れた私を心の底で見下し、看護するふりをして自分達が善人であることで優越感に浸っているのだと。
そんなことを思っていた私とは裏腹にに彼等の看護は献身的で、家族を心配しているかのような心くばりだった。
私が間違っていた。日本人の多くは性根が腐っていて、我々を忌み嫌っていることだろうが、中には心ある日本人もいるのだと。
私のように捻れた考え方は子々孫々受け継ぐべきではないと思うようになった。きっかけは学生時代のささやかな思い出ではあるが、多感期の若者にはじゅうぶん強い衝撃だった。
すべてを書くにはスペースが限られるのと、長い文章は苦手であるから、ここらへんにしておく。
言いたいことはただ一つだ。
我々は国籍こそ朝鮮籍だが、それは好きで朝鮮籍のままにしている。だから参政権を持つべきではないし、かといって行政サービスを受けている身の上だ、慎んで税金もお支払いしよう。
だから在日朝鮮人だからといっしょくたに差別や排除に向かう考え方はしないでほしい。我々も過去の間違った教育、歴史認識を改めていこう。お互いにとって有益な関係が築いていけたら、それに勝る喜びはないと思っている。
私も参加させていただきたいが宜しいか。