09/05/19 07:25:22 IzVcjBBV
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野良猫に愛の手を。
全国の都道府県が新年度から、動物愛護行政に本腰を入れる。
10年後の犬・猫の引き取り数を半減するとともに、致死処分も減少させる。各自治体の「動物愛護管理推進計画」の中身をみると、致死処分数減少の取り組みには、それぞれ違いがあるようだが、飼い主の意識の変化も求められている。(米沢文)
青森県動物愛護センターは平成18年度、計1809匹の犬と猫を引き取り、捕獲・収容されたものを含め計3348匹を致死処分した。
処分が決まった犬たちはその日がくると、ケージから出され狭い空間に追いやられる。職員がスイッチを押すと、密閉された室内に二酸化炭素が注入される。
30秒もすると、口の周りを舌でペロペロとなめ、不安を示す行動をとるという。1分後には、背の小さい犬から順に瞳孔を開き、バタッと倒れる。「できればみんな生かしてあげたい…」。職員はこう話す。
ごく一部の動物は新しい飼い主や元の飼い主に譲渡・返還され、命拾いする。犬の場合、人気の高い(1)子犬(2)純血種の小型犬(3)中型犬(4)大型犬-の順に、上位約20頭が選ばれる。
また、特に人なつっこい動物は訓練を受けた後、学校や社会福祉施設で子供や高齢者を癒す役目の「スタッフ犬・猫」に転身する。