09/05/20 14:55:29 d818/QDQ
えーと、柿と言うか植物全般だけど
大雑把に言うと、外側の表皮と、内側の木質部から出来ていて
内側の木質部はほとんど成長しない、ただの骨組み&水分供給ルート
外側の表皮に近い所が、活発に伸びたり葉っぱを生やしたりする部分なわけ
だから、太い枝を切った植物と言うのは、中の骨が飛び出した状態と言ってもいいわけ
元気な植物だと、周りの表皮が盛り上がって、骨を覆う事もあるけど
そうじゃない植物(と言うか普通は完全には塞がらない)は、その骨が出っ放しになるから
そこの部分をボンドで保護してやった方が、何かと植物的にはいいわけ
柿の場合、太い枝を途中でブツっと斬っても、その切れた端の周りの表皮から芽が無数に出て
基本的にそれが次の枝になると言っても過言ではないので、断面は、新芽の発生と全く関係ない
とりあえず柿は周りの表皮がかなり強いから、ブツっと斬ってそのままにしておいても一見大丈夫そうなんだけど
実はそこから雨水やら病気が入って、太枝が枯れるというケースが少なからずあるので
保護しといた方が良いと言うのはそういう事
柿ってその木質部が露出した所って、コルク状になってボロボロになるでしょ
この手の風化しやすい木は、ちゃんと保護しとかないと後が怖いよ