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★★★   シンビジューム   ★★★ - 暇つぶし2ch861:811
10/03/12 22:39:45 IBx5rAC7
疑問なのですが・・・・。
洋蘭の原種を、色々見ていると「~サンデリー」と付く物が、結構ありますが、
サンデリーの意味するものは、何なんでしょう?
私は、てっきり「サンデリー」と言う品種があるのだと思っていたのですが・・・。
サンタバーバラさんのリストを、見ているとCymパリシーにも、「varサンデリー」と付くものが、
ありますし・・・・。
varと付いているって事は、やはり一変種の種類名って事?ですかね?・・・。
私はてっきり、CymパリシーとCymサンデリーと言う種類があるのだとばかり思っていたのですが、
違うみたいですね。

862:856
10/03/12 23:00:50 kj9JYXjq
>>857-858
ありがとうございます。
すみません、こちらの場所を書き忘れました。静岡県の沿岸部です。
確認したところ、神奈川県中部の平地で育った実生株でした。
一作開花見込みのサイズです。

いただいた株のコンポストがバークチップなのですが、
手持ちは朶朶香や蓮弁蘭ばかりなので勝手がわからず、
とうしようかと思っていました。
暖かくなったら慣れた培養土と鉢に植え替えて、
ミズゴケを被せて湿気を調整してみます。
暖地の平地で大きくなった実生苗なので、
暑さに慣れていると良いのですが…挑戦してみます。
標高が高い地域のものなら、来冬からは蓮弁蘭と同じ管理で
いけるかも知れませんね。ありがとうございました。

863:799
10/03/13 07:24:53 QrRTDpPX
>>862
そういう出なら割と楽かも知れないですね。 ちょっとうらやましいなぁ。
うまく育って、開花したら画像で見せてください。

>>861
サンデーとかサンデラエと、名前が付く物が洋蘭に特筆して多いのは有る意味当然なのかもです。
是は、爵位を持っていた英国のサンダー氏への献名として、学名に名を残しています。
サンダー氏は、あの有名なサンダー商会を始めた人で、近代世界初の洋蘭業者です。
当時、高価な洋蘭が、バラやアマリリスの様に、貴族社会の園芸品にもかかわらず、交配親
が既にぐちゃぐちゃに成っているのを、とても憂れいており、血統を重んじる、貴族として
園芸文化ではかなり遅れてスタートした洋蘭は、徹底的に親を記載して残そうと1人頑張った
方で、洋蘭の戸籍謄本みたいな系統図をずっと1人で作っていた物です。
氏の死後、その功績を讃えて「サンダーズリスト」と言う、名前で呼ばれるようになり、RHSが
その後を引き継ぎ、貴族社会での血統を証明する為、一流品種は全部登録していくことが
蘭に関わる改良家の誉れと成った物です。

最近は、残念なことに洋蘭の改良スピードと、膨大な品種量で、業者自体が品種登録を
見送ることも多く、言うところの私生児みたいなランも増えています。残念です。
サンダーズリストを辿っていけば、今の品種がどういう親の血が何%入っているかも解るのに
それも出来ない私生児蘭はいずれ貴族社会の洋蘭界からは無視され捨てられていきます。

864:799
10/03/13 07:50:41 QrRTDpPX
当時日本ではスルガラン、ソシンラン、ギョッカラン、ギョクチンランなど、片っ端から学名を付けており
相関関係が全く整理されていない、グレーゾーンが東洋蘭でした。このグレーゾーンを
RHSはとても嫌っており、洋蘭界の人も、この継子扱いの蘭を交配親に組み込むのを
躊躇っておりました。RHSで却下されれば、品種として成り立たないからです。

唯一そんな中で、シンビ界に多大な功績を残した物は、東洋蘭では
キンリョウヘン(Cymbidium floribundum Lindl., 1833) で、日本国内で交配に使い、小型品種の
Cym.Wakakusa が出来た事でしょう。これが世に出て、更に大型品種を戻し交配した物が世界的
に受け入れられた事実は、とても素晴らしい功績です。キンリョウヘンは当時、既に英国にも行っており、
Cymbidium pumilum Rolfe, 1907 と呼ばれていましたので、わりとスムースに登録が出来た
模様です。現在でも洋蘭界では、既に無効と成っている学名なのに、Cym. pumilum で呼ばれてます。
特にキンリョウヘンの白花個体が大型品種の色彩を邪魔しないで小型化できる事から、好んで使用され
ました。

その後、東洋の学者、特に中国の学者を中心に再分類され、沢山の学名が氾濫していた
東洋蘭を、大胆とも言える分類でとりまとめて、その発表をされた頃から、徐々に東洋蘭の
遺伝子も、洋蘭に入れられていきました。

スルガラン、ソシンラン、ギョッカラン、ギョクチンラン、ヤキバラン、コラン、ココンリンなど全てに違う
独立した学名が付いていて、それに慣れていた我々は、それらが全て
スルガラン(Cymbidium ensifolium (L.) Sw., 1799) のバリエーションに過ぎないと、ひとくくりにされたときは
かなり戸惑いました。 中国シュンラン、中国の朶朶香、台湾のイトラン、日本のシュンラン は
全部同一種のバリエーションとして扱われることとなり、園芸家には当時はとまどいがありました。

865:花咲か名無しさん
10/03/13 12:22:52 ky8zJawi
寒蘭も、もしや春蘭たちと一緒くたにされたんかな?

866:811
10/03/13 15:54:03 raQF/VQ0
>>863
なるほど!。
「サンデリー」や「サンデラエ」は、サンダー氏への敬意を意味しているのですね。
納得です。
有難う御座います。

>>865
寒蘭はシンビディウム カンランの学名がついている、みたいですから、
個別には、されている様ですよ。

867:811
10/03/13 17:19:43 raQF/VQ0
862さんの話題で、
培養土(コンポスト)が気になったので、少し書き込みします。

私も、コンポストは色々と試した事があるのですが、
シンビ類(熱帯系、亜熱帯系)は、管理の仕方しだいでは、どんなコンポストでも、
結構順化してくれる物が、多い様(例外はありますが・・・。)に思います。
栽培経験のある方や鉢数を、多くお持ちの方は、
使い慣れているコンポストで、栽培するのが一番、培養のコツを、
掴みやすいとは思うのですが・・・。
一般的には、バーグチップでの栽培が、多いのでしょうか?。
(市販品は、バーグがほとんど・・・。)
私は、バーグと軽石の混合土(ミックスコンポスト自作)に、落ち着きましたが・・・。
私の家の周りにも、シンビの愛好家の方が数人いるのですが、
皆、コンポストは違う物を使用していますね。
見栄えの良し悪しは、それぞれありますが、皆、花を咲かせてはいるので、
個人の管理の仕方が、影響するのでしょうね。
一人は、軽石を底石にして、ミズゴケで栽培してますし、
別の人は桐生砂で栽培してますし、
又、別の人は、市販の軽石主体のミックスコンポスト使っていますしね。
私が、今まで見た中でビックリしたコンポストは、
素焼き鉢の破片のみと、棕櫚の毛の部分のみの植え込み品でした。
(きっと輸入元の現地品だと、思うんですよね。)
見栄えは、良くはありませんでしたが、枯れてはいなかったので、
こんなコンポストでも、育つんだな~!と驚きでしたよ。
炭は混ぜると、どのコンポストでも結構、有効的ですね。
結果が良いですよ。

868:799
10/03/13 19:33:41 6syqdQJU
シンガポールの蘭の品質を、仕事で調査に行った事がありました。
其処のコンポストは、素焼き鉢の欠けた物と、煉瓦クズを混ぜた物だけで
シンビ、バンダ、デンファレを育てていました。吃驚なのは育ちの良さ。
白いブーケなどに使用するデンファレは、バルブが2mを越えていて
花茎が6本も出ていました。だからあんな値段でもペイできるのですね。
結局は育つ環境さえ整えば、あまり気を遣わなくても構わない様です。
オマケに、現地では高盛りしたコンポストに苗を載せて、上からコンポストを
掛けているだけの地植えでした。

自宅では、中~大型シンビは軽石オンリー、小型のシンビやカンラン、シュンラン、スルガランは
中~小粒の日向土オンリーです。自身のコンポストに慣れれば、どんな物でも使いこなせるの
ではないでしょうか? 自宅で上記の物に落ち着いたのは、変質しない物で安価に入手
出来る点で選択しました。

そう言えば、備長炭クズだけで堅焼きの素焼き鉢に植えたフウランは、30年経っても
植え替え無し、どころか、元の鉢自体が覆われて見えない状態です。
まさにフウラン玉ですね。

869:花咲か名無しさん
10/03/16 20:55:54 FLPi4uAW
>>856
国際さんで見たけど、その小ささにびっくり。
小苗をNBSと言っているのか、それとも大人になっても小さいのか。
咲いたら報告お願い。

>>858
国際さんでは、マスターシーは山上げしてたけど、
エリスロはしてなかったような…←かなりうろ覚え

870:799
10/03/25 22:30:40 L8tLfjf7
今年もそろそろシンビの花はネタ切れになりつつ有りますが、まだCym.ワカクサ
と、Cym.ミステリー・アイランド‘シルクロード’, Cym.スイート・ハート‘白雲’
が蕾を上げてきているので暫くは楽しめそうです。‘シルクロード’は色の雰囲気が
好きで買ったのですが、片親がCym.エブルネウムですから、若干暑がりますね。
それと、インシグネ系のバルブと違いあんまり個数が増えないけれど、完成したバルブ
自体からも新規の葉が出る所はとても異質に感じます。画像は去年の花。スレ違いに
なりそうですが、中国春蘭もずーーーーーっと咲いていて、写真を撮ってみました。
これは昼過ぎに屋内撮りです。

Cymbidium Mistery Island 'Silkroad'
(Cym.Oriental Mistery 'Koiuranai' X Cymbidium eburneum Lindl.)
シンビジューム ミステリー・アイランド‘シルクロード’
(Cym.オリエンタル・ミステリー‘恋占い’×Cym.エブルネウム)
登録番号 第8694号
URLリンク(farm4.static.flickr.com)

シュンラン (中国春蘭) '宜春仙'
Cymbidium goeringii (Reichb. fil.) Reichb. fil., 1852 'Senshyunsen'
URLリンク(farm3.static.flickr.com)
URLリンク(farm5.static.flickr.com)
URLリンク(farm5.static.flickr.com)

871:花咲か名無しさん
10/04/19 02:46:41 cwysX/Ix
シンビが咲いたけど…
気温差が激しくて例年より遅かった。

872:799
10/04/24 09:31:43 nbkRNGCY
とうとう、今期最後のシンビジュームが咲きました。
手持ちのインシグネの中では、一番晩生で、一番葉繰りの美しい個体です。
これは、亡くなった大学の先輩ですなく、今なお大活躍している先輩に
譲っていただいた物です。咲き始めは薄汚いくすんだ緑白色ですが、5日くらい
日にちが経つと、くすみが消えて、淡いパールピンクになります。
種内交配だけで、こんなに豪華に改良できる所がインシグネの魅力でもあります。

シンビジューム・インシグネ‘ピュア・ピンク’
Cymbidium insigne 'Pure Pink'
URLリンク(farm5.static.flickr.com)
URLリンク(farm5.static.flickr.com)
URLリンク(farm5.static.flickr.com)
URLリンク(farm3.static.flickr.com)

873:花咲か名無しさん
10/05/18 21:09:39 RgoEj4C/
昨年頂いて屋外放置の株が咲き始めたのですが
花が咲いたら軒下に移動しないと雨で花が痛みますか?

874:花咲か名無しさん
10/05/24 19:59:58 Hzm0Zl7X
プロミック錠をどっさりおいたら
バックバルブからも新芽が出てきたw

875:花咲か名無しさん
10/05/24 22:31:21 0MI5VRdg
>>874
どっさりってどれぐらい?
5~6錠置いてるけど、もっと置いた方がいいかな

876:花咲か名無しさん
10/05/25 00:35:06 puIbpZpa
>>875
8号長に7錠。この大雨で半分溶けた。
また追加せねばシンビが機嫌を損ねるw

877:花咲か名無しさん
10/05/29 09:02:55 GwbjvpKO
かなり大きい鉢に 土で植えてあるシンビジューム 冬に簡易温室を作った
為か成長がよく 又放置していたせいもあるのですが 葉が以上に多くなりました。
少しシンプルにしたいのですが 鉢から抜くのも面倒だし、よい方法有りますか?
と言っても地ぎわで切るしかないと思うのですが。
こんな方法在りでしょうか。

878:花咲か名無しさん
10/05/31 13:35:57 fxc0QOks
シンビジウムにひゅうが土って、合いますか?

879:花咲か名無しさん
10/06/01 06:59:19 FwEMu/SZ
軽石でいけるくらいなんだから、いいんじゃね?
日向も、あれ、かなり軟質の軽石だよね。
pHも弱酸性で好適っぽいし。



880:花咲か名無しさん
10/06/02 16:25:41 FextX4Q3
>>879
ありがとうございます
来春にでも植え替えたいと思います

それと中粒よりも小粒の方がいいですよね
質問ばかりですいません

881:花咲か名無しさん
10/06/02 17:11:03 AfmQMfCJ
>>880
シンビ用の市販培養土が中粒の軽石使ってますから、
ボラ使うときも中粒使った方がいいんじゃないかな。


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