10/02/16 10:03:53 0Sq2cHhD
東洋蘭のシンビだと上手い言葉を付けていて、なるほどなあと思います。アルバは総称で「素心」と言いますが
アルバの物でも花に色素が殆ど感じられなくて洋蘭界で true albino と呼ぶ物を「白胎素」と呼び
喉のあたりなどの部分に若干色素が入る物は「桃腮素」と呼んで分けており、白胎素が一番良しと
されていますね。東洋も西洋も寄り純粋で個体が少ない白胎素を尊ぶのが同じって事が興味深いです。
ですから、アイスカスケードなんかは桃腮素ですね。
逆に、URLリンク(engei2ch.s252.xrea.com)
ハナジマさんのディスプレイに咲いていたsp。 と言うヤツは、雑種になっているかも知れないですけれど
画像を拝見すると、かなり Cymbidium eburneum Lindl., 1847 に近いか、有る一定の個体群から
抜かれてきた物なのかも知れませんね。東洋蘭で大雪素として売られていた物を咲かせてみたら
まんま、エブルネウムだったことが何度もありました。ただ、東洋蘭系の店舗から買うと高額ですが
白胎素のエブルネウムで、きっとイギリスで初期の改良に使用されたのは、このようにピュアな
白胎素の個体だったと思います。