06/07/19 04:32:51 e7BGSkFP
569さんの仰るとおりで、根が乾く状態は必要です。
現在のように湿度の高い時期は、給水は2日に一回に
なっています。とにかく、根をじっくり観察してください。
新しい根は水をはじくような皮膜に覆われているので
観察しにくいですが、比較的古い根を見てください。
給水直後は濃いグリーンですが、乾くとだんだん白っぽくなり、
その後、オパールや貝殻の裏のように独特のキラキラした感じになります。
キラキラするような状態であれば、すぐ水を与える必要がありますが、
白っぽい段階で与えてもかまわないと思います。要するに
水を与えすぎたまま、ほっておくと(特にまだ越冬していない、
購入直後の株のような場合)、根にさまざまなカビやコケのような
ものが生えてしまいます。でも、そのような場合でもあせる必要は
ないです。
ご存知のように、根は2層構造になっています。中心に白い根(直径約
2,3ミリ)があり、それを緑色の部分が厚く覆っています。
例えこの緑の部分が干からびたり、カビで枯れてしまっても、中心にある
白い根が生きていれば、大丈夫です。植え替え時に、腐っているはずの
根のかなり先に全くみずみずしい新根が伸びているのを不思議に思った
ことはありませんか?
ミズゴケからおわんに変えた場合、何本かの根は必ず変色したり、
枯れたりします。多分それは、もともと根ぐされや病原菌に犯されて
いたものと思います。しかし、それ以外の根からは必ず新しい根が
出てきます。また、腐ってしまったり、折れた根も、
根元の方から新しい根が分岐して出てくる場合もあります。
あまり根の傷みが激しい場合は、明らかに乾燥するまで(根が光り始める
まで)待ってから給水されることをお薦めします。