08/12/06 23:47:35 dBCnQiui
大阪 劇場案内 梅南座 2.
こんにゃく婆さんは、戦後 子供のとき外地からの引きあげてきました。
そのときの混乱中で、機関銃の弾丸をくぐり、殺戮を見、処刑を見 究極の空腹を経験しました。
少女の時、究極の人間のすがたを見てしまったのです。
その後も 女ひとりの生き方には壮絶なものがあったといわれています。
それゆえ、彼女の思想には雑多なものは存在しません。食うこと、排泄すること、愛すること、戦うこと、
その4点です。
その4点が彼女の行動を一切規定しているのです。彼女の黄金律です。ハードボイルドなのです。
いかにハードで直接的かを お知らせします。
たとえば 朝日劇場の呼び込みはご存じ
「お芝居と踊りの朝日劇場~おはやく いらしゃいませ~おはやく いらしゃいませ~。」ですね。
さすが天下の朝日、上品です。
でも ここ梅南座では、大声の彼女の肉声で
「開演前に言うときます。いつも言うてる事ですが、隣の人に 物を取られたという苦情は受理しません。
取られたらその場で自分で取り返してください。亭主も取られたら すぐ自分で取り返してください。
それから、大便は便器のなかにきっちりしてください。」になるのです。
つづく