09/08/04 13:52:03 rgvSIK/T
二日目の『ごはん』と『赤鬼』とてもよかったです。
ごはん、叔母役がもたいまさこ風でとっても上手でしたね。セットも会話も昭和のホームドラマみたいで懐かしさがある。
おしめに絡む話では涙が出ました。学生が作ったとは思えない脚本ですね。
子供を産み育て、親を看取ったある程度年齢のいった女性が書いたのかと思いました。
それくらいリアリティがありました。共感できる点が多く、気持ちの良いお芝居でした。
赤鬼、生音、衣装もセットも素晴らしかった。もう一度といわず二度、三度観たいです。
>>714さんに同意で私もあの吊ってある網とペットボトルが落ちるときに、その奥にあった赤いオブジェが一緒に落ちる、あれが絶望だと思います。
台詞に「茜色の・・・・が・・の絶望」とあったので。だからあの演出はあれで良いと思います。
確かにびっくりドキッと驚かせられましたが。ラストで「私も食ったのね」のあと身投げまでもうちょっと余韻が欲しいかな。
サマーキャンプは流石に演技も発声も素晴らしかったですね。でも終わり方が救われない。
見終わった後、後味が悪くて考え込んでしまいました。
そばやがその後だったので本当に救われました。審査員は暖かい言葉ですが
「演劇なめてるの?」というニュアンスを含んだ講評でしたが、私はそう思わなかった。
あの笑いの中に色々ニヒルなテーマがあったと思う。脚本を書いた学生も素晴らしいし、
演じた学生も巧かったです。会話のタイミングが素晴らしい。
全員三年生で超進学校なので、もうそばやを観るのは叶わないのかしら?残念です。
さて国立劇場ですが、29日が『じゃがいも』『サマーキャンプ』、30日が『赤鬼』『ごはん』のようですね。
国立に出た方ならこの日分けが自ずと語っているものをおわかりでしょう(ニヤニヤ)
観劇の申し込みは20日までですが、先着順ですのでお早めに。
31日の青春舞台は生放送で演劇はVを流します。本番中にファックスで感想を送れます。
青春舞台は存続が危ういので、メールがファックスで来年以降も放送が続くように意見を送るとよいと思います。