08/12/08 09:35:57 uyTp5+yf
それは、今の日本のような過渡期の社会では、「何をすればいいのかわからない」若者が多く発生し、充実感のある仕事を探すのが簡単ではないからだ。
その演劇の質にかかわらず、仲間たちとともに稽古に汗を流しながら、1つの公演をやり遂げれば、とりあえずの充実感があるだろう。
だがほとんどの場合、外部からの批判がなく、金銭がからむ興行的なリスクもないために、文化祭や学園祭やお祭りなどをやり終えたときの充実感と大して変わりがない。
現代の劇団員のなかには、単に無意味な苦労をしているだけなのに、それを充実感だと思い違いしている若者も少なくない。
現実の社会で生きていくための、知識やスキルや人的ネットワークを得ることが非常にむずかしいということだ。
閉鎖的な集団における自己満足には、警戒が必要である。
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