05/11/11 22:52:09 pQIQSGQx
今回の舞台は完成度としては正直まだまだと感じました。
特に初日に一番感じたのは、
スタッフ・出演者の気持ちがすれ違ったまま舞台の幕が上がってしまったのかなと
いうことです。
眠らない音は、最初に姿月さんと小林さんの感性の一致により生まれた企画です。
ーTHE PRAYER 私だけの輪舞が誕生するーがあってこそ、
姿月さんの精神世界、舞台作りへの拘り、成長し続ける舞台作りに小林さんが共感して
それを基とする、新しいミュージカルを目指していたと思うのです。
しかし、その世界観に共演者達が共感出来ていたかと考えると?です。
その不協和音が初日には私には感じられました。
ひとつの作品を作り上げるというよりは、”個人としては納得いかないけど仕事だからキッチリやるよ”
と主張しあって喧嘩している様に感じられました。
スタッフも同様だったのかもしれません。
既製の作品ならそれでも何とかなるのでしょうけれど、新しい作品では致命的です。
けれども、それが少しづつ噛み合って来て良い雰囲気になってきた所で
千秋楽を迎えてしまいました。
もう少し練り上げる期間、話し合う時間があったら
もっと完成度の高い良い作品になっていたのではと思うと残念でなりません。