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【ネット】ブログ炎上は一部ユーザーの仕業 「情弱」を減らす努力を - 暇つぶし2ch1:ムネオヘアーρ ★
09/02/14 16:36:19 0

ブログ中傷、罪を問う前にやるべきこと

 「ブログ炎上、初の摘発」。5日の読売新聞の朝刊1面に、タレントのブログに「人殺し」など
と書き込んだ18人が名誉毀損容疑で書類送検されるとの記事が掲載された。異例の集団摘発はワイ
ドショーなどでも大きく取り上げられた。このような事件があるたびに規制強化が叫ばれるが、ル
ールを逸脱しているのは一部のユーザーに過ぎない。それに、今回の事件ではネットの書き込みを
信じ込んでいた人もいた。まずは、罪を問うよりも無知をなくすべきなのではないか。(藤代裕之)

■炎上は一部ユーザーの仕業

 「捕まると分かっているような内容をどうして書き込んでしまうのでしょう」。事件についてメ
ディアから取材を受け、記者に尋ねられて考え込んでしまった。

事件で中傷された芸能人のブログ。ブログによると、炎上したのは事務所のホームページの掲示板
という

 書類送検されると報じられたのは17歳の女子高生から45歳の国立大学職員まで、年齢や職業はさ
まざま。摘発を受けて、朝日新聞の社説は『それほどネットの世界には、悪質きわまりない書き込
みがあふれているということだ』と書いているが、毎日ブログが炎上しているわけでも、掲示板や
SNSが誹謗中傷に溢れているわけでもなく、問題はあくまで一部のサイトやユーザーにある。

 報道によると、ブログには短期間に数百件の書き込みがあったが、通信記録を調べたところ実際
に投稿していたのは数十人だったという。サイトが炎上してコメントが殺到すると、何百、何千の
ユーザーから攻撃されているようにも見えるが「実のところ一部ユーザーが何度も投稿しているだ
けではないか」という指摘は以前からある。サイトが炎上するのは、一部ユーザーの投稿が実態以
上に多く見え、より過激な投稿を誘発する仕組みにも原因がある。

 どのようなマナーや法律でもルールを破る人は一部で、そこにクローズアップされてしまうと全
体が見えなくなってしまう。通常は、どの程度の割合でルールを破る人がいるのかを前提に議論の
バランスが取られるが、ネットは新たなコミュニケーションツールのため議論が極端になりがちだ。

 例えば、学校裏サイトについて西日本新聞は『「学校裏サイト」県教委アンケート 年齢につれ
いじめ深刻化 中学生0.2% 高校生で1%に 中傷「嫌な気持ち」』との見出しで宮崎県教育委員
会のアンケートを紹介している。この見出しの数字について、悪口や中傷を受けて「嫌な気持ちに
なったことがある」児童・生徒の割合が、0.2%もいる、と受け取るのか、たった0.2%と受け取る
のかは人それぞれだろう。ただ、この程度の数字で「裏サイトによるいじめが深刻化している実態
を浮き彫りにした」と書くのは無理があるのではないか。

 このようにバランスに欠けた報道が規制強化の流れを後押ししている印象はあるが、今回の摘発
は現行法が適用されたことを忘れてはならない。摘発に乗り出した警視庁の狙いも、話題性を作り
マスメディアで大きく扱われることで、ネットユーザーに一罰百戒の姿勢を示す「予防的立件」に
あるのは間違いない。法に抵触するものはリアルだろうがウェブ上だろうが関係ないことを社会に
知らしめておきたいのだ(このような予防的立件の功罪については別途議論が必要ではあるが)。

 そうであれば、まずやるべきことは、新たな規制ではなく、マナーを守らない一部のユーザーに
「ネットだから許される」といった考え方を改めさせるメディアリテラシー教育や啓発活動なので
はないか、との考えが浮上する。

つづく

日経
:URLリンク(it.nikkei.co.jp)


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