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岐阜県畜産研究所(同県高山市)は8日、飛騨牛の元祖と
される雄牛の細胞から誕生したクローン牛を公開した。
死後16年たった牛の精巣から生きた体細胞を発見して培養、
冷凍の保護処理が十分でなかったが特殊なクローン技術で誕生した。
共同研究した近畿大の佐伯和弘教授は「家畜だけでなく、マンモスなど
絶滅動物の復活の可能性につながる」と話している。
公開されたクローン牛は2頭で、冷凍保存していた雄牛「安福号」の
細胞核を雌牛の卵細胞の核と入れ替えてできたクローン胚から
生まれているため遺伝子情報は同じという。
これまでに4頭生まれたが、現在は公開した2頭が生存している。
研究成果は8日付の米オンライン科学誌に掲載された。
県畜産研究所は今後研究を続け、よりおいしい和牛の開発を目指す。
安福号は「飛騨牛の父」と呼ばれ、全国の黒毛和牛の3割以上のルーツとされている。
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ソース(中日新聞):
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