09/01/05 16:39:26 0
小学4年のリエちゃんは先生に「ろうかを走るな」としかられて、ごきげんななめ。
「自分の思いどおりにできればいいのに」と考えた。
次の日、家を出ると、通りでは車が猛スピードで右も左も関係なく走り、あちこちでどなり合いに。
お店をのぞくと商品は一つもない。
「みんなお金を払わず持っていっちゃった……」と店のおばさん。
こうして、リエちゃんはルールを守る大切さを学んでいく--。
小学校中学年向け「法教育」の絵本教材の一場面だ。
07年3月に日本弁護士連合会の法教育委員会が編集した。
著者の一人、根本信義弁護士らは、各地で教材を基にした「出前授業」を続けている。
だが、まだまだ法教育は一般に広く浸透していない。
むしろ、飲酒ひき逃げの多発など「ルールを守らない大人」が急増しているように見える。
5月に始まる国民参加の裁判員制度には「素人で大丈夫?」との懸念もある。
裁く側になるかもしれない私たちの常識や良識は大丈夫だろうか。
まずはリエちゃんの絵本をしっかり読んで考えてみたい。
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