08/12/30 18:05:03 0
クリスマスイブの日に元タレントの飯島愛さん(36)の死亡が伝わり、驚きました。
記憶があいまいですが、彼女がテレビに出始めて間もない93年ごろに毎日新聞大阪本社内で取材したことがあります。
若くて可愛いタレント取材などほとんどしたことが無かったので、あれこれ質問を準備し、わくわくしてその日を迎えました。
ところが、お会いしてすぐにマネジャーから手渡されたプロフィルを見て、「あれっ?」と思いました。
彼女の経歴がテレビデビューからしか書かれていなかったからです。
当時の視聴者の誰もが知っていたわけではないでしょうが、テレビタレントになる前から成人向けビデオ作品に
出ていたことは知られていたことでした。
その点を確認するとマネジャーは「以前の事務所時代のことは知りません。
彼女はテレビ出演をもってデビューしたのです」と言い切りました。
「そんなことを言われてもデビューを偽っては書けない」などと、楽しみにしていた飯島さんの
取材はそっちのけでマネジャーとのやりとりが延々と続きました。
その間、彼女は困った表情を見せるわけでもなく、私たち2人のやりとりには全く無関心の表情だったことが印象的でした。
とりあえず型通りの取材を終え、担当デスクに相談すると「うそを書く必要はない」ということで記事は出ませんでした。
私が記事を書くまでもなく彼女は人気タレントになりました。
ご存じのように彼女はその後、ビデオ出演についても赤裸々に告白した著作を発表しました。
このとき、「ようやく過去を語れる自由を得たのだろうか」と思う一方、「以前は過去を隠すように言われ、
今度はさらけ出すように事務所から言われたのだろうか」という感じもしました。
だからこそ人気絶頂時の昨年3月、芸能界を引退したとき、「ああこれで本当の自由を得たのだろうな」と想像しました。
そんな自由な時間も早すぎる死によって終止符が打たれました。彼女の意思による再登板がなくなり本当に残念です。
URLリンク(mainichi.jp)