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熊本市は29日、病気休職中に派遣型風俗店を経営していたとして、
里川孝一・交通局自動車課職員(40)(熊本市薬園町)を地方公務員法(兼業禁止)に基づき懲戒免職にした。
発表によると、里川職員は病気休職で入院中だった10月7日、
自宅アパートの別の1室を事務所とする派遣型風俗店の営業届を県警に出した。
市に今月19日、「里川職員が風俗店の営業許可を得たようだ」との匿名の電話があった。
市が25日、事情を聞いたところ、「入院中に知り合った男性から出店を頼まれ、
軽い気持ちでやってしまった。風俗店での収入は得ていない」と経営への関与を認め、県警には17日、廃業届を出したという。
市によると、里川職員はバス整備の担当だが、精神的疾患を理由に2006年4月から今年12月末まで、有給、無給の
長期休暇や休職を繰り返していた。
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