08/12/10 03:06:02 0
大阪市平野区瓜破二丁目の瓜破中学校（田中紹亮校長）は昨年から「掃除」を軸にした校内改善活動を続けている。
今年十一月には同校生徒有志や保護者らによる「トイレ清掃会」や地域住民らとの合同の清掃会も開かれ、
着実に成果を挙げている。
昨年秋、同校ＰＴＡ（矢野康介会長）の保護者らが「学校にもっとかかわりたい」と申し出たのをきっかけにスタート。
登校時に校門に立ちあいさつをする活動のほか、月に一度、同校の行っている「クリーンキャンペーン」として校内清掃を行った。
その後、今年四月から学校と清掃活動を共同で行うこととなり、数カ月に一度のペースで校内を清掃。
十月からはＰＴＡのＯＢ、ＯＧらでつくる有理和里会（中川俊雄会長）も活動に参加している。
十一月のトイレ清掃会ではいつもは手を入れない便器の奥まで掃除。
桝井喜江さん（三年）は「抵抗もあったが汚れを落ちていくのは気持ち良かった」。
野中悠樹さん（二年）は「楽しく真剣にできた。とてもよい経験になった」と話した。
矢野会長は「（掃除という）嫌なことを避けずに、やり遂げた充実感を大切にしてほしい」。
田中校長は「掃除に力を入れ始めてから、生徒たちの笑顔が多くなってきた。
まだまだだが、これからも学校をより良くしていきたい」と話していた。
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