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日本フードアナリスト協会のイメージキャラクターを務める眞鍋かをりさんが、10月に実施された
「第６回フードアナリスト検定試験4級」に合格。資格取得までの経緯、“フードアナリスト・眞鍋かをり”
としての今後についてお聞きしました。
私にとって食事は“大事な時間”なんです
―フードアナリストを目指したきっかけを教えてください。
眞鍋 普段から外食が多いというのもあって、フレンチやイタリアンのレストランにハマったんです。
でも、そういうオシャレなレストランだと、料理名も全部その国の言葉だったりするので、
読むのにドキドキしちゃって…。せっかくの外食なんだし、「ハラハラせずにご飯が食べたいな」と
思って、フードアナリストの資格を取ることを決意しました。
―資格を取る際の勉強法は？
眞鍋 ひたすら教本を読みましたね。あと授業も受けたんですけど、暗記物が結構多くて大変でした。
丸1日、カンヅメになって勉強もしましたね。授業で言えば、養成速習講座というものを受講したん
ですけど、これが面白くて！ もちろん教本の大事なところも教えてくれるんですけど、先生ごとに
オススメのお店のプチ情報も教えてくれました。メモしたので、今度行こうと思っています（笑）。
―眞鍋さんにとって“食”とは何ですか？
眞鍋 “大事な時間”です。食事っていうのは、やっぱりご飯を食べるだけの時間じゃなくて、
人と食べに行くことによって楽しい時間を過ごせるものだと思います。日常的なんだけど、
一番楽しめる時間ですね。
―フードアナリストの資格を取る前と後では、何か考え方は変わりましたか？
眞鍋 以前までは、面倒くさくて“夜はお菓子だけ”という食生活をしていたんですけど、
資格を取ってからはそれをしていません。“無駄なものを食べないようにしよう”というテーマを
自分でちゃんと持つようになりましたね。あと、お店情報も雑誌やテレビに出ていると
すごく気になるし、実際に行ってチェックをします。“いいお店”でご飯を食べると、
なんとなくその雰囲気に流されていたんですけど、今ではちゃんと自分の視点で
評価することができるようにもなったんじゃないかと思います。
―今後、この資格をご自身の活動にどのように活かしたいですか？
眞鍋 飲食店の方たちは、仕事に活かせる資格だと思うんですけど、私はまず自分で楽しむために
活かしたいですね。お仕事もフードアナリストとしてするというよりは、自分の中で明確な基準を
持って、おいしいお店を紹介できたらなって思います。
―プライベートで、誰かにお店を紹介することはありますか？
眞鍋 東京に1、2か月に1回、親が来るんです。両親は普段、家で家庭料理しか食べないん
ですけど、東京に来たら贅沢をしていいというルールがあるみたいで（笑）。私がおもてなし
しているんです。「1、2か月に1回だし、いいところに連れて行ってあげたい」って思っちゃいます。
でも、私がもてなしているのにお父さんと食事に行くと、ゲスト用の値段が書いてないメニューを
渡されるので悩んでいます（笑）。（協会の方の解説を聞いて）あ、事前に電話で言えばいいんですね。
―では、フードアナリストとして、やってみたいことはありますか？
眞鍋 4級は、レストランに“1つ星”をつけられるんですよね。ぜひ、つけてみたいです！
それと、グルメブログみたいなものをまずプライベートでやろうかなと考えています。
自分で行ったお店って、意外にすぐ忘れちゃうので、記憶に留めるために写真をアップしたり。
―最後にフードアナリストを目指している人、これから目指す人にメッセージをお願いします。
眞鍋 フードアナリストの勉強をすることで、普段の食事が何倍も楽しくなるし、
人を楽しませてあげることもできます。資格を取ったら、知識をひけらかすことや押し付けることなく、
おいしいものを提供してお食事を楽しんでください。
※フードアナリストとは…消費者としての目線から食や食空間を評価・分析する“食”の専門家。
料理の評価はもちろん、サービス・安全性・雰囲気など総合的な評価で「1つ星」から「5つ星」を
格付けすることができる。
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