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宅配装う手口は報道で知る 小泉容疑者、１０年かけ計画
元厚生次官ら連続殺傷事件で、殺人容疑などで再逮捕された小泉毅容疑者（４６）が、
埼玉県警と警視庁の合同捜査本部の調べに対し、「２、３年前に、宅配業者を装った男が
民家に押し入る事件があったのを報道で知り、（手口は）これしかないと思った」と供述していることが
５日、分かった。
小泉容疑者はこれまでの調べに対し、１０年前に襲撃を決意してさいたま市に転居したと供述。
捜査本部は長期間にわたり計画を練っていたとみて調べている。
また、１１月１７日午後７時ごろにさいたま市の元次官山口剛彦さん（６６）夫妻を襲撃する直前、
山口さん宅から南西に約２５０メートル離れた駐車場にレンタカーを止め、下見に行ったことも判明。
雨戸が閉められているのを見て、夫妻が家にいると思い、車に戻って犯行に使う段ボール箱などを
持ち出したと話しているという。
捜査本部関係者によると、小泉容疑者は宅配業者を装う手口について「いろいろな方法を考え
悩んでいたが、これならうまくやれると思った」と供述しているという。
2008/12/05 06:35 【共同通信】
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