08/11/15 23:22:21 0
7日、筑紫哲也さんが亡くなった。死因は肺がん。私もがんで胃の大部分を切除しているので
他人事ではない。
一方、テレビの追悼特集を見ていて気になった人物がいる。鳥越俊太郎だ。筑紫さんの死を
利用して自らのPRに余念がない。周知の通り彼もまたがんを患っており、保険のテレビCMにまで
出演して大儲けしている。
ジャーナリストには守らなければならないこと、やってはいけないことがいくつかある。
そのひとつが一企業に加担しないこと。これはジャーナリストが守らねばならない、
ひとつの矜持(きょうじ)と言える。近年、筑紫さんをCMで見かけたことがあるか?
この点を比較しても、鳥越がジャーナリストではなく単なるテレビタレントに過ぎないのは
明らかだ。
また、鳥越はテレビで「よく筑紫さんに間違われた」と自慢げに話していた。筑紫さんが死んだら
間違えられずに済むから良かったとでも言いたいのか?彼が筑紫さんの後釜を狙っているのは
間違いない。
それに、こうも言っていた。自分は毎日新聞からテレビ朝日へ、彼は朝日新聞からTBSへ、
互いにテレビキャスターへ転身した。人生がクロスしていておもしろいと。
ばかばかしい。今やTBSと毎日新聞は何の関係もない。筑紫さんは沖縄問題の第一人者だった。
ならば、鳥越は何の問題の第一人者なのだ?そもそもが苦境の毎日新聞に見切りをつけて
サッサと逃げ出した人物ではないか。
私の高校の同窓生である朝比奈豊社長は“火中の栗”を拾ったのに、彼は毎日OBを看板に
ジャーナリスト気取り。テレビカメラに向かって滝川クリステルのように斜め半身で構える姿勢が、
その最たる例だ。
また、筑紫さんは「週刊金曜日」の編集委員も務めていた。一方の鳥越は3000万円もの
年棒を手に「オーマイニュース」の編集長を務めたものの、こちらも体調不良を理由に
サッサと降板して週刊現代の元木昌彦・元編集長に尻拭いを押し付けた。
なのに、いけしゃあしゃあと「スーパーモーニング」にコメンテーターとして元気に出演している。
体調悪いんじゃなかったの?筑紫さんと鳥越は、まさに「月とスッポン」だ。
人間は“必死”…つまり必ず死ぬ。そして“決死”…生まれたときから死は決まっている。
人間は諸行無常なのだ。それを飯の種にしているから鳥越を許せないのである。
内外タイムス
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